Japanese Candle Yuzu Sunshine

キャンドルのラベルのデザインはぷにが担当しました。
日本文化にインスパイアってことで吉祥紋様を使うことにしました。
吉祥文様(きっしょうもんよう)とは、
繁栄や長寿、幸福など縁起のいい願いや意味が込められた伝統的な柄の総称
話はそれますが、京都のあやの小路というがま口専門店があるのですが、そこのがま口がかわいくて
京都にお参りに行く際はいつも立ち寄ってた店です。
私の好きな柄は唐草模様でした。
柄はこんな感じ

日本人だと泥棒=唐草模様の風呂敷ではないでしょうか?
なぜなのか調べてみたら、
明治以降、この柄の風呂敷がどの家庭にもあったっていうことで
漫画や風刺画に使われたという経緯があって定着してしまったようです。
唐草模様そのものは縁起のいい柄で
ツルがどこまでも伸びていく様子から「繁栄」や「長寿」、「一族の発展」を意味するそうです。
起源は古代エジプトの植物文様らしいですが、これは深堀したい!またの機会にします…。
なんで唐草文様の話を書いたのか謎ですが、
私にはお気に入りの文様がいくつかあるのです。
でも、今回キャンドルのラベルには採用してないので、いつか作ってみたいものです。
さてさて、本題に戻りますが、Yuzu Sunshine に使った文様は七宝文様です。

七宝文様に込められた意味
1. 「円満・調和・ご縁」の象徴
円(輪)が無限に繋がっていく形から、「円満」「調和」「ご縁」を象徴しています。 「円(えん)」が繋がることは「縁(えん)」が繋がることに通じ、「人と人との繋がりは、金銀などの宝物と同じくらい価値がある」という教えも込められています。
2. 「子孫繁栄」と「永遠の連鎖」
模様が四方八方へどこまでも途切れなく続くため、「家運が永遠に続く」「子孫が繁栄する」という願いが込められています。このため、結婚祝いや引っ越し祝い、新しい門出を祝う場にぴったりの柄とされています。
3. 名前の由来:仏教の「七つの宝」
「七宝」という名は、仏教の経典に登場する7つの至宝(金、銀、瑠璃、玻璃、硨磲、珊瑚、瑪瑙)に由来します。 もともとは、円が四方に広がることから「四方(しほう)」と呼ばれていましたが、その縁起の良さを「七宝」という貴重な宝物になぞらえて呼ぶようになったと言われています。
これはGoogle先生の説明なのですが
今まで何気なくみていたデザインですが、こんな意味が込められてたのかな、と知ると感慨深いです。
英語の説明は,
- Harmony
- Connection
- Prosperity
- Eternity
では、ここで 縁という漢字を深堀りします。
縁の漢字の成り立ち
「縁は」「えん」(音読み)と発音する以外に「ふち」(訓読み)とも言います。
「縁」(ふち)は、「糸(いと)」と、音を表す「彖(たん)」を組み合わせた形声文字で、
左の糸(いと)は文字通り糸で、
右の彖(たん)はつるべ井戸の滑車のあたりから水があふれしたたる象形のようです。
「縁」(えん)は仏教における「因縁生起(いんねんしょうき)」の略の縁起からきているようです。
すべての物事は直接的な原因(因)と間接的な条件(縁)が結びついて初めて生じるという、仏教の根本的な思想。
因縁生起の基本構造
- 因(いん):結果を引き起こす直接的な原因(例:植物の「種」)。
- 縁(えん):原因が結果となるのを助ける間接的な条件や環境(例:植物にとっての「水」や「土」)。
- 生起(しょうき):「因」と「縁」が組み合わさることで、結果(果)が生じること。
こうやって普段使ってた言葉が仏教由来なのはびっくりします。
私の両親は宗派こそそれぞれありますが、私自身、仏教徒だとはおもったことはありません。
私の実家は、檀家システムがあるので、お葬式ができるとお世話になってるお寺にお願いします。
では、神道なのか?とも考えましたが、いろいろ調べた結果、
そもそも神道には開祖や経典ないので宗教だというのは違和感があります。(私の意見です)
数年前からクリスチャンの方達から聖書についておしえてもらってるのですが
種まきのたとえを思い出しました。
でも、知らず知らず仏教の概念が日本人の生活に取り込まれてたんだーと気付きました。
アメリカに来て以来、私、日本のことあんまよく知らないなーと恥ずかしいばかりです。
では、最後にデザインのルーツを深堀り。
七宝デザインのルーツ
1. 古代オリエント
円を重ねて作るこの幾何学模様は、紀元前の古代エジプトやメソポタミアですでに使われていました。当時は「生命の象徴」や「太陽の動き」に関連付けられることが多かったようです。
2. シルクロードを経て日本へ
この模様はシルクロードを通り、中国(唐)を経由して、奈良時代に日本へ伝わったとされています。正倉院(奈良県)の宝物の中にも、この文様が施された工芸品が残っています。
3. 日本独自の進化
平安時代から鎌倉時代にかけて、日本独自の「有職文様(ゆうそくもんよう)」として定着しました。当初は「四方(しほう)」と呼ばれていましたが、室町時代から江戸時代にかけて、現在の「七宝」という呼び名が定着し、意味が深まっていきました。
あくまで私がネット上で検索しての結果なので、すべてが正しい情報だとは思っていませんが
いろんな説があっていいとおもうんです。ああなのかな?こうなのかな?と考えるのがよきかなと思うのです。
好きなものは好き。
ポジティブに感じれるならOKでいいんじゃないでしょうか?
円が四方八方に広がっていく。の「しほう」が「しっぽう」になったという説も見ました。
円は丸い。途切れない
縁はふちと読むと端っこという意味ですが、それを途切れないように円=縁として繋いでいく、そして調和していく。
調和 ハーモニー バランス
このご時世、調和が必要な時代なのかなーとすごく感じます。

